前回の記事で、全く別の情報源なのにたて続けて「龍光大神」という神社の名前が出てきたことで、壱岐島に訪れたという経緯をお伝えしましたが、せっかく行くならと島内にある龍神スポットと神社も参拝させていただきました。
龍神スポット
龍蛇神社

こちらは海岸の岩場に鎮座されている神社です。
とある情報で、出雲に神様が集う神有月には壱岐島の龍光大神のもとに、たくさんの龍神さまが集うとのこと。
「龍蛇」とのことなので、こちらも出雲系の龍神様なのかと思われます。
なお、参拝については晴れた日におすすめします。というのも、お社までの道は整備されているものの
狭いところもありますし、岩場の中を歩くような場所なので、天候が悪い時はおそらく高波を受けます。
私が訪れた日は晴天でした。この日の前後は共に雨だったので、運よく晴れた日に参拝させていただけました。
また、お社に注意書きがありますが、お酒のお供えについては高波の影響で瓶が割れてしまうのでご遠慮くださいとのことでした。
左京鼻龍神

こちらは岬の高台にある神社です。
断崖絶壁の場所に鎮座されており、見晴らしはとても良い場所でした。青い海と空に朱色の鳥居が映えます。
なお、こちらも晴天の日に参拝をお勧めします。というのも、断崖絶壁なのに柵がありません。
道幅は十分ありますが、強風にあおられた場合は非常に危険です。恐る恐る下を覗き込んでみましたが、本当に絶壁です。
その他の神社
龍神様が祀られている神社への道中にあった壱岐島の神社をいくつか回らせていただきました。
見上神社

龍光大神が鎮座される場所から、数百メートルくらいの位置にあります。
天手長男神社

壱岐国一宮後継社とのことで参拝させていただきました。
御祭神は天忍穂耳命と天手力男命とのことです。
鳥居は2か所あるのですが「天手長男神社」と書かれた鳥居と、「寶満神社」と書かれた鳥居もありました。
なぜ違う名前の神社が記されているのでしょうか…?
月讀神社

天照大御神と須佐之男命と同じ時に伊弉諾尊から生まれた月読命が御祭神の神社です。
三貴神の一柱とされるのに、記紀には誕生以後についての記載が見られない謎が多い神様です。
こちらの神社は西暦487年には既に存在していたようで、相当に古い神社のようです。なお、京都にある月読神社はこちらの分霊とのことです。
小島神社

日本のモンサンミッシェルと言われる場所で、干潮の時にしか参拝できない神社です。
潮が引くと地面が現れ、歩いて渡ることができますが足場は岩とカキなどの貝類がびっしりと生息しており足を怪我しないように注意が必要です。
なお、神社への入り口は山の裏側になりますが、順路を示す看板などは見当たりませんでした。参拝されるさには島の右側から回ってください。
また、非常に大切な事ですが参拝される際には、その日の干潮時刻を事前に確認しておきましょう。また、潮が満ちて来る時間帯になったらすぐに戻りましょう。
闇龗(くらおかみ)神社

住宅街にある神社ですが、鳥居は古く歴史のある神社のようで、御祭神は高龗神とミズハノメ神とのことでした。
龗という字の中に「龍」が入っているので参拝させていただいていましたが、「龗」という字が龍神を表し、水や雨を司る神様を意味するそうです。
なお、闇龗という神様は谷に住む龍神で雨を司る神様とのことでした。
市杵島神社

郷ノ浦フェリーターミナルの対岸にある神社です。鳥居が海に面しているところに立っているで、昔は船で参拝していたと思われる構造です。
今回の旅は、「龍光大神」という神社の名前が立て続けて現れたことで訪れた旅でした。この旅を計画中に別の龍神様に関わる情報に触れ、そのままそちらを訪れることになりました。
龍神スポットを巡る私の旅の続きは、次回ご紹介します。
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